『孤狼と月〜フェンネル大陸 偽王伝1〜』
『孤狼と月〜フェンネル大陸 偽王伝1〜』 高里椎奈
【内容紹介】
最高のハイファンタジー登場
13歳の少女フェン。
王女にして戦士
運命が動きはじめる――13歳の少女フェンベルク(通称フェン)は王女にして悪鬼(グール)達の師団をまとめあげる将軍。祖国・ストライフを敵国の侵略から守り、国民の幸せを願い、そして愛する兄を支えるため、彼女は自らを鼓舞するのであった。そんな折、運命を変える出来事が!?壮大なハイファンタジーのシリーズ第1巻、ついに旅立ち。
【感想】
このシリーズは既に6,7冊程出ていて、買うのを躊躇っていたのだけどKindleならば買って読んでみたいかも?!と思い、Kindle購入後に入手しました。
思っていた以上に文体が読みやすくて驚いた。
まだ今の高里さんの文体が固定されていなかったのかもしれないですね‼それともこの小説の特徴なのでしょうか?
それでも街並みや個体に対しての説明は細かくて変わらないとこもあるんだと微笑ましかった。
内容についてはあまり触れるとネタバレしてしまう気がしますが....(汗)
フェンベルクの人生を狂わせてしまう出来事が次から次へと出てきて1巻なのにこんなに壮絶でいいの?!と叫びたくなった。絶望の連続すぎてそれでも1巻のラストは不幸中の幸い位には収まったかな?
読んでて兎に角痛そうな印象が強かった。想像するだけでゾッとする。
2巻も既に購入済なので早く続きが読みたいな!
【個人評価】★★★★